数年前から少しずつ揃えている器のひとつ
アトリエ MOROさんのやさしい器たち
勝田のギャラリーすくもさんで個展されてて
いそいそと出かけたよ 昨日で最終日セーフ
秋谷茂郎さんの陶器は優しさに溢れてる
手にとれば伝わる品の良さが心地よい
釉薬が乾ききる前に指で撫でて模様をつくる
その美しさに惹かれたのが数年まえ
グレーの濃淡で表現している器のほかに
夏らしい青い釉薬のシリーズが増えてたよ
凸版印刷本社にある焼酎バーからの依頼で展開
わたしもそのバーに座ってみたい
この青い釉薬はスイスのバイヤーからも注目されて
海を渡ってるらしい 瑞々しい青に潤いさえ感じる
添えられた用紙に焼き物への姿勢みたいなもの
「焼き物をつくる事は草花を育てる事とよく似ている」
…そんな風に書き出された美しい文章は器そのもの
陶芸とパン作りは少し似ていて共感できる
「焼きあがったときのフォルムが自然で伸びやかで
あるように。」その言葉はわたしの想いとおなじ
秋谷さん1970年埼玉県生まれ いろいろな共通点
強く派手な主張をするよりも
誠実な姿勢で長く深い印象を残すことに惹かれる
ホンモノが持つちからには 感動するね
ひとつの器から自分の暮らしぶりのお手本を得る
生活に根ざしたものづくりの正しいお手本
自然に心に伝わる力強さ 良いオトナになりたい